結婚内祝い・引き出物 一般マナー
内祝いとお返し
本来、内祝いとお返しは別物になります。内祝いは身内でするお祝いのことで、喜びを周囲の人々と分かち合うことが本来の目的です。しかし、現在では事実上「お返し」として位置づけされ、お祝いを頂いた方へお返しすることを指すことの方が一般的となっています。
結婚内祝いとは
内祝いは結婚披露宴に出席されなかった方へのお返しです。披露宴に出席された方へは、料理や引き出物などが内祝いになります。披露宴に出席されていないものの、お祝いを頂いた方には、贈られた1/3~半額を目安に、品物を送ります。
結婚式引き出物とは
披露宴に招待した方には、おみやげとして「引き出物」をお渡しします。本来は、お祝いのお返しという意味合いより、祝宴のおみやげという意味があります。そのため、引き出物は招待客に同じ品を贈ることになっています。しかし、現在では「お返しの記念品」としてとらえる方が一般的な考えのようです。
引出物タブー
現在では、タブーといっても薄れてきていますが、次のようなことがあります。
- 刃物や割れ物は縁がこわれるのでNG
- 三品、五品と割り切れない品数を贈る
結婚内祝いと結婚引出物の予算目安と贈る時期
結婚内祝い予算目安
結婚内祝は、披露宴に出席していただけなかった方への、結婚祝いのお返しです。
予算はいただいたお祝いの半額程度が目安です。引出物と同じものでも構いません。
結婚内祝を贈るタイミングは
結婚内祝は、お祝いをいただきながら、結婚式に出席してもらえなかった人へのお返しです。
時期は挙式後1ヶ月以内が目安です。
結婚引出物予算目安
引出物の予算の目安は、披露宴での一人当たりの飲食費の20~40%といわれます。
地域によって格差がありますが、3,000円~5,000円というのが最も一般的のようです。